こんにちは、みしぇるです。
今回は、精神障害者保健福祉手帳を取得するかどうか迷っている人へ、手帳の取得のメリットとデメリットをお話ししたいと思います。
僕は、三年ほど前、大学生だったときに精神障害者保健福祉手帳の3級を取得していました。その後病院に行っていない期間が二年ほどあったのでその間に失効してしまいましたが、ここ半年はまた病院に通っているので再度手帳を取得することを検討しています。
手帳の取得、迷いますよね。
結論:申請要件に該当するならすべき
結論としては申請要件(精神疾患があること、初診日から6ヶ月以上経過していること、日常生活・社会生活に制約があること)に該当するなら申請すべきです。なぜなら手帳を手に入れることによって受けられる恩恵が数多くあるからです。
メリット
その1:公共交通機関が割引される
ひとつ目は公共交通機関の割引が受けられることです。これは当時大学生だった僕は一番使用していました。僕が住んでいた愛知県豊橋市では、降りる際の手帳の提示でバスが半額で乗れる上に、年間5000円分のバスや電車で使える50円・100円券を貰えていました。
豊橋市では当時バスでSuicaが使えなかったのでこのような対応になっていますが、障害者用pasmoやSuicaが利用できるところが全国的に大半であるため、降車の際に手帳を提示する必要もないと思われます。
この他に、JR・私鉄の運賃割引(等級や距離条件あり)、バス・地下鉄の割引(自治体による)、タクシー割引券(自治体による)などさまざまなタイミングで割引を受けることができます。僕が長崎県の離島である対馬市に旅行に行った際は、行き帰りのフェリーも手帳の提示で半額になったことが印象的でした。
その2:税金が控除される
次は税金が控除されることです。所得税の障害者控除、住民税の障害者控除、配偶者控除・扶養控除の優遇などが受けられます。これによって手取りが増える可能性があります。もし障害者手帳を取得していることを会社に知らせずに働いているいわゆるクローズ就労をしている場合でも、年末調整は会社に通常通り行ってもらい、後から自分で確定申告(還付申告)を行うことで、会社にバレることなく障害者控除を利用可能です。
ちなみに僕は大学生当時軽自動車を所有していたのですが、障害者手帳を持っていたことで軽自動車税を免除してもらうことができました。
その3:公共料金が割引される
公共料金が割引されることもあります。具体的には、NHK受信料の減免、水道料金の減免(自治体による)などがあります。また、携帯電話料金の障害者割引プランがある場合もあります。具体的には、ドコモ「ハーティ割引」、au「スマイルハート割引」、ソフトバンク障害者割引などがあります。
その4:公共施設の割引がされる
公共施設も割引が数多くなされます。美術館、動物園、映画館、スポーツ施設、レジャー施設など、割引がきく施設は多岐に渡ります。手帳を持っている本人が割引されるだけでなく、同伴者が1名まで割引されることもあります。僕はこの制度を利用して、USJに友達と二人で行き、二人とも割引してもらいました。列に長時間並ぶのが困難な障害者の方のために、待ち時間を列以外の場所で過ごすことができる「ゲストサポート・パス」も利用して快適に楽しむことができました。
割引の情報については、障害者手帳で行こう!というサイトがまとめてくださっているのでこちらを参照すると良いと思います。
その5:障害者雇用での就職ができる
手帳を持っていると障害者雇用求人に応募することができます。配慮を受けやすく(通院配慮・残業配慮など)、就労のハードルが下がる可能性があります。
障害者の就職・転職ならdodaチャレンジがおすすめです。うつ病や発達障害などを抱えた方にもきめ細かく対応しており、専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング(面談)で一人ひとりの状況に合わせた転職活動をサポートしています。
その6:住居・行政サービスを受けられる
手帳を持っていると公営住宅の優先入居であったり、都営住宅の優遇(東京の場合)が受けられる場合があります。
その7:頑張りすぎなくても良い証明になる
こちらは何かの割引ではなく精神的なメリットですが、手帳を持っていると頑張りすぎなくても良い根拠になります。自分の状態を公的に証明でき、無理な働き方を避けやすくなります。
以上、メリットを列挙しました。たくさんありますね。次にデメリットを挙げていきます。
デメリット
デメリットは、人にもよりますが「自分が精神障害者であると認識させられること」ではないでしょうか。「自分は健常者でありたい」というプライドがある方の場合、手帳の取得は苦しいものになるかもしれません。
ただ、私は双極性障害を患ってしまった手前、これで生きやすくなるのであればこの程度のプライドは捨ててしまおう、という意識になっています。精神障害者として生きるんだと腹をくくるだけでこれだけたくさんの恩恵にあやかれるのですから安いものです。
加えて、注意点としては
・2年ごとに手帳の更新が必要になること
・等級によって使える制度が変わること
・障害者雇用は給料が低めの求人が多い
などが挙げられます。
まとめ
以上、精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットでした。多くの恩恵を受けられて社会生活を送りやすくなるので、申請要件を満たしている人はぜひ申請してみると良いと思います。


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